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Cassina(カッシーナ) BOBOLIテーブル

イタリア家具を作り出す Cassina(カッシーナ) は、その美しさと質の良さで、世界中の人を魅了してきました。
今回はその Cassina(カッシーナ) の作り出すテーブルのひとつである「475BOBOLI Table」を主に取り上げ、

・Cassina(カッシーナ) 475BOBOLI Tableの特徴
・Cassina(カッシーナ) 475BOBOLI Tableの魅力
・Cassina(カッシーナ) 475BOBOLI Tableを手掛けるデザイナー

について紹介していきます。

Cassina(カッシーナ)は、今から100年ほど前に生まれたイタリアの家具ブランドです

Cassina(カッシーナ。以下カタカナ表記)は、1927年、今から100年ほど前に、イタリアのメダで生まれた会社です。なおメダは、ミラノにあります。

1927年は、第一次世界大戦が終わってから7年ほど経った年です。それまでは「職人が作るもの」であった家具は、このくらいの年から、「産業として作っていくもの」に変わっていきます。その時代の変化のなかで、カッシーナは誕生しました。

イタリアのいち家具ブランドであったカッシーナは、その成長の過程で、数多くの外部デザイナーや外部建築家とコラボレーションを始めるようになります。なお、最初にコラボしたデザイナーは、フランコ・アルビニです。彼とともに作り出したチェアは、今なお、カッシーナを語るうえで欠かすことのできない一品とされています。

その後カッシーナは、豪華客船の内装を手掛けるなどして、徐々にその名声を上げていくことになります。

1964年からは「巨匠らのコレクション」を打ち出し、ル・コルビジェをはじめとする有名な建築家のデザインを復興させました。

彼らの挑戦は収まることなく、その後にも数多くの製品を誕生させます。時に彼らの作り出した家具は人々に喜びを与え、時にそれを作り出す職人の誇りとなり、そして時には芸術品として美術館に収められることとなります。

カッシーナには数多くのラインがあるため、「これこそがカッシーナの特徴だ! これのみがカッシーナの特徴だ!」と言い切るのは難しいでしょう。

ただ、全体の方向性として、カッシーナはいわゆる「イタリアンモダン」を得意としている、とはいえるでしょう。

常に革新的で最先端で、驚きと創造性にあふれる作品を作っています。しかしその土台はぶれることがなく、モダンでありながらも安心感を与えるような安定感を持っています。

カッシーナの打ち出す「カッシーナ475ボボリテーブル」の特徴

ここからは、カッシーナの打ち出す商品について取り上げます。

今回ピックアップするのは、「Cassina 475BOBOLI Table(カッシーナ475ボボリテーブル。以下カタカナ表記)」です。

カッシーナの作品といえば「ソファ」「チェア」が特に有名ですが、当然テーブルも手掛けています。

カッシーナ475ボボリテーブルは、ロドルフォ・ドルドーニ(後述します)によって作られたダイニングテーブルです。

非常に面白みのあるテーブルで、円もしくは楕円の天板に、1本ずつ方向性を変えた足のプレートがつけられています。この「1本ずつ方向性を変えた足のプレート」のおかげで、カッシーナ475ボボリテーブルは非常に豪華な印象に仕上がっています。写真で見る時と実物を見た時では受ける印象も異なるかもしれません。

もともとカッシーナのボボリテーブルは、2007年に生まれました。
しかしその後に仕様を変えて、カッシーナ475ボボリテーブルが作られることとなりました。
カッシーナ475ボボリテーブルに限ったことではありませんが、カッシーナは家具作りや家具リリースにおいて非常に柔軟な姿勢をとっています。
そのため、ある程度自分の好みを反映しやすくなっています。
たとえばカッシーナ475ボボリテーブルの場合、サイズや天板の仕上げなどを自分の自由に組み合わせることができます。
これによって、100種類を超える仕上がりのバリエーションのなかから、好みのカッシーナ475ボボリテーブルを「作り上げる」ことができるようになっているのです(※細かい組み合わせなどについては、お問い合わせをお願いします)。

カッシーナ475ボボリテーブルの魅力~厳格さと創造力の一体化

ここからは、カッシーナ475ボボリテーブルの魅力についてお話ししていきます。

カッシーナ475ボボリテーブルの独特の幾何学的なラインは私たちに「モダンであること」「現代的であること」を強く意識させますが、実はこの家具の原型となっているのは「植物」です。
イタリアの庭園の植物からインスピレーションを受けて作られたものであり、またそれに敬意を持って作られたものでもあります。
その影響は、特に「さまざまな方向に向いている脚」に反映されているといえます。
なお独特の足は、時に彫刻的だと評されます。

カッシーナ475ボボリテーブルは、厳格さと創造力を一体とした個性的なテーブルです。
素材それぞれが持つ限界値にまで達したとされているテーブルであり、素材の良さや特徴をストイックなまでに突き詰めて作り上げた唯一無二のテーブルだといえます。
非常にチャレンジフルに、「素材の本質」を探究し続けて作られたカッシーナ475ボボリテーブルは、複雑で秩序だった、しかし時に自由な姿で、私たちを魅了します。

上でも少し触れましたが、カッシーナ475ボボリテーブルのサイズ展開は非常に多く、組み合わせ次第でまた新たな「あなただけのカッシーナ475ボボリテーブル」が出来上がります。

そのため、一般的なダイニングテーブルとして使うこともできますし、サイドテーブルとして使うこともできますし、コーヒーテーブルとして使うこともできます。
「自分の好みに合致したカッシーナ475ボボリテーブル」を、そのすばらしさを味わいながら作り上げていくことができるのもまた、この製品の魅力です。

デザイナーRODOLFO DORDONIについて

ここからは、カッシーナ475ボボリテーブルの産みの親であるロドルフォ・ドルドーニについて取り上げます。

ロドルフォ・ドルドーニは、1954年にイタリアのミラノで生まれ、1947年にミラノ工科大学を卒業しました。なお、同大学は数多くの有名なデザイナーを打ち出していることでも知られています。

ロドルフォ・ドルドーニは長年にわたって、ハイレベルブランドのコンサルタントやデザイナーとして働いてきたという経歴を持っています。彼がデザインを手がけたヨールームや展示会は非常に多く、別荘やレストランの設計も手掛けています。なお、意外に思われるかもしれませんが、ガラスのコレクションなどにも寄与しています。

家具のデザイナーとしても非常に有名で、イタリアのカッペリーニなどのモダンデザイナーズ家具を得意とするブランドとも関わりがあります。

非常に活躍の幅が広いデザイナーであり、カッシーナにおいても、ボボリテーブル以外にもチェアやベンチ、ソファ、さらにはベッドに至るまで、数多くの家具を手掛けています。機能的で美しく、個性もあるロドルフォ・ドルドーニのデザインは、今までも、そしてこれからも、数多くの人に愛されていくことでしょう。