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Cassina(カッシーナ) LEWIS COFFEE TABLE

「Cassina(カッシーナ)」が世界のトップブランドになるまで

Cassina(カッシーナ)は教会の木製家具を製造していたカッシーナ兄弟により、1927年にミラノ(イタリア)で設立されました。
当時のヨーロッパの家具業界は手工業から工業化へ移行する最中で、Cassina(カッシーナ)は外部の建築家やデザイナーとのコラボレーションを業界に先駆けて始めたブランドになります。
1950年に「イタリア建築デザインの父」と称されるジオ ポンティとの豪華客船「アンドレア・ドリア号」のインテリアでのコラボレーションが成功したことは、Cassina(カッシーナ)の知名度を大きく上げるきっかけとなりました。
デザイン性が高い家具を確かな技術で工業生産できるブランドとして変化を遂げたCassina(カッシーナ)は、以後、21世紀の現在に至るまで著名なデザイナーや建築家とコラボし、ひときわ高いデザインセンスを発揮した作品を次々と発表し続けています。
その多くの作品はニューヨーク近代美術館に収蔵されるなど、憧れの家具ブランドとして世界中の多くのファンを魅了し続けています。

時代に応じたデザインと技術の進歩を繰り返すCassinaブランドには、特色の異なる3つのラインが存在します。
近代建築の巨匠たちによる「イ・マエストリ」は歴史的な名作が多く、ル・コルビュジエやフランク・ロイド・ライトなどのデザインを堪能できます。
一方、デザイン愛好家に熱狂的な支持者も多い「シモン・コレクション」では、デザインへの合理主義的なアプローチをテーマに作られた革新的な家具に出会うことができます。
そんな中から今回は『623 LEWIS COFFEE TABLES』を紹介します。

623 LEWIS COFFEE TABLES

近代建築の巨匠であるフランク・ロイド・ライト(アメリカ)が、長い年月をかけてデザインを完成させた『623 LEWIS COFFEE TABLES』。
ライトの「自然の要素を幾何学的な表現手段によって抽象すること」というデザイン概念が反映され、素材と簡素化された美しいデザインが共存しています。
インテリアの志向に合わせて素材と仕上げも選ぶことができ、幅広いインテリアにレイアウトできる汎用性の高いローテーブルでもあります。

レイアウトしやすい端正なフォルム

『623 LEWIS COFFEE TABLES』は、まるで浮かんでいるかのような厚さ40㎜の天板を中心に立体的に構成されています。上下2枚の厚みの異なる水平な天板は垂直な4枚の薄いパネルで支えられ、躍動感のあるデザイン性の中にCassinaの技術力の高さも感じさせてくれます。

サイズはコンパクトな空間にも収まりの良い(W900×D900×H410)と、物を広げて置いても余裕のある(W1150×D1150×H410)の2通りで、上下2枚の天板の間には収納機能も備えます。スペースが節約できる正方形の端正なフォルムで、空間の大小にかかわらず美しくレイアウトできます。

インテリアに合わせた無垢材をコーディネート

『623 LEWIS COFFEE TABLES』の素材には、耐久性があり使い込むことで風合いを増していく2種類の無垢材を用いています。いずれも無垢材の持つ木の温かみがシャープなデザインの印象を和らげ、モダンなリビングから和室に至るまで幅広いインテリアに溶け込みます。

まずご紹介するのは、温かみがある見た目と滑らかな手触りが人気で、有名ブランドの家具に用いられることの多いチェリー材。赤みがかった素地に黒っぽい模様が特徴のチェリー材には、下記の3つの塗装仕上をご用意しました。

  • 素材感はそのままインテリアに溶け込みやすいナチュラル塗装
  • モダンで高級感のあるブラック塗装
  • モダンで高級感のあるブラック塗装

 

一方、アメリカンウォルナット材は素地の濃く深い色合いを生かし、ナチュラル塗装のみで仕上げられています。1940〜60年代に流行したミッドセンチュリー家具での使用も多い高級材で、シンプルでモダンな部屋との相性がとても良いです。

『623 LEWIS COFFEE TABLES』なら、近代建築の巨匠の熟考されたデザインと木製家具を知り尽くしたCassinaのクラフトマンシップを、両方ともインテリアに取り入れてお楽しみいただけます。

20世紀の建築と装飾芸術に貢献した近代建築の巨匠
-FRANK LLOYD WRIGHT

フランク・ロイド・ライト(Frank Lloyd Wright /1867〜1959)

1867年にウィスコンシン(アメリカ)で生まれたフランク・ロイド・ライト。
彼は名住宅建築として現代にも影響を及ぼし続けける「落水荘」(アメリカ)や個性的な建築デザインで世界遺産にも登録されたグッゲンハイム美術館(アメリカ)の他、日本でも旧帝国ホテル(日本)などの有名建築を遺す。
自然と建築との共存をテーマに住む人にとってもフィットするデザインである、有機的建築を提唱したことでも知られる。

90年以上の生涯の中で400棟以上の建築をはじめ、家具やテキスタイル、照明やカトラリーなど多くの作品を実現し、20世紀の建築と装飾芸術の発展に貢献した。 彼は1つの家具をデザインすると、長期にわたり改良を重ね建築作品にレイアウトしたという。『623 LEWIS COFFEE TABLES』も1939年に原型が完成し、1956年にデザインが完了。Cassinaにより1996年に復刻された。