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Cassina(カッシーナ )MARALUNGA(マラルンガ)ソファ

MARALUNGA(マラルンガ)

「MARALUNAGA(マラルンガ)ソファ」は、Cassina(カッシーナ)が打ち出す商品のなかでも特にその代表作として知られる一品です。
ここでは、この「Cassina(カッシーナ)のMARALUNAGA(マラルンガ)ソファ」の特徴について解説していきます。

Cassina(カッシーナ)の魅力-代表作MARALUNGA(マラルンガ)ソファを紐解く

Cassina(カッシーナ。以下カタカナ表記)は、イタリアで生まれた家具ブランドです。1927年に創業した会社であり、1952年からは豪華客船のインテリアを手掛けるようになります。

Cassina(カッシーナ)は、昔から数多くのデザイナーと共同で多くの家具を作り続けてきました。Cassina(カッシーナ)ならではの独特なデザインと歴史に裏打ちされた技術で作り上げられる家具の品質は非常に高く、多くのファンを獲得しています。一流の素材に伝統的な技術を掛け合わせて作られる製品であるのが特徴です。そのデザインは常に洗練されており、モダンで、現代的で、革新的です。それらは決して「飽きがくるデザイン」ではありません。長く使い続けても決して色あせることなく、いつも私たちに新しい感動をもたらしてくれるものなのです。

Cassina(カッシーナ)のなかでも最高傑作と評される「MARALUNGA(マラルンガ)ソファ」

このように非常に高く評価されているCassina(カッシーナ)は、数多くの製品を打ち出しています。たとえば、テーブル、チェア、デスク、ベッド、ソファです。

そのなかでも特によく取り上げられるのがソファ、そのなかでも「MARALUNGA(マラルンガ)ソファ」でしょう。

MARALUNGA(マラルンガ)ソファは、Cassina(カッシーナ)が売り出している数多くの商品の中でも、「最高傑作」と名高い商品です。

この商品は、今から半世紀ほども前の1973年にその原型が誕生しました。当時のソファといえば、内部の構造体は木で作られているのが一般的でした。しかしMARALUNGA(マラルンガ)ソファは、そのような既存概念を根底からひっくり返します。

MARALUNGA(マラルンガ)ソファは、当時の価値観からいえば画期的ともいえるスティールの骨組にモールドウレタンを採用したソファです。この「モールドウレタン」とは、あらかじめ作られた鋳物(熱を加えて金属を溶かし、それを型に流し込んでその後に取り出した金属製品のこと)にウレタン液を流し込む製法を指します。

モールドウレタンで作られたソファは、

・人の体重を支え続けることができる品質と信頼性
・心地よく快適な座り心地を出すための弾力性
・長く使い続けることを前提とした耐久性
・いつまでも美しい形を保っていられる持久力

の4つのメリットを持ちえます。非常に手間をかけて作られるものですが、現在でも「高級なソファ」にはこのモールドウレタンソファの製法がよく採用されています。

このように、「今までのソファでは採用されてこなかった製法」を初めて本格的に導入したMARALUNGA(マラルンガ)ソファは、それまでのソファの概念や常識を打ち破った革新的な製品として有名になりました。

MARALUNGA(マラルンガ)ソファはその性能の良さや革新性において多くの人の耳目を集め評判になりましたが、MARALUNGA(マラルンガ)ソファが評価された理由はほかにもあります。その「ほかの理由」のうちのひとつが「ハイバックとローバックを選び分けられること」、もうひとつが「デザイン性の良さ」です。それぞれみていきましょう。

 

< ハイバックとローバックを自在に切り替えられる >

ソファ選びにおいてみておきたいポイントのうちのひとつに、「ハイバックか、それともローバックか」があります。

ハイバックソファとは、(座高によって多少異なりますが)おおむね頭の後ろあたりにまでクッションがくるタイプのソファをいいます。ハイバックソファは頭をしっかり支えてくれるため心地よくリラックスすることが可能です。しかし同時に、どうしても「空間に占めるソファの割合」が大きくなるため、ともすれば部屋が狭く見えがちです。 対してローバックソファとは、背もたれが低いタイプのソファをいいます。狭いスペースに置いても邪魔になりにくく、また主張しすぎないというメリットがあります。しかし座り心地の面ではハイバックソファにやや劣ります。

 

< デザイン性の高さ >

上でも述べましたが、Cassina(カッシーナ)の家具の魅力のひとつとして「高いデザイン性」が挙げられます。

当然のことながら、MARALUNGA(マラルンガ)ソファもまた例外ではありません。

美しく多面的なデザインを持ち、モダンでありながら「その時々の流行」に左右されにくいという普遍性も有しています。デザイナーであるヴィコ・マジストレッティ(後述します)によって打ち出されたこのデザイン性の良さは、MARALUNGA(マラルンガ)ソファの大きな魅力のうちのひとつです。

なおMARALUNGA(マラルンガ)ソファは、ニューヨーク近代美術館にも所蔵されている作品です。

ソファには「座り心地の良さと品質の高さ」「使いやすさ」「デザイン性の高さ」が求められますが、MARALUNGA(マラルンガ)ソファはその要点をすべてクリアしている作品だといえるでしょう。

MARALUNGA(マラルンガ)ソファを作り上げた偉大なるデザイナー、ヴィコ・マジストレッティ

MARALUNGA(マラルンガ)ソファはカッシーナの代表作にして、ヴィコ・マジストレッティの最高傑作のうちのひとつです。 ここからは、MARALUNGA(マラルンガ)ソファの産みの親でもある偉大なるデザイナー、ヴィコ・マジストレッティについて解説します。

ヴィコ・マジストレッティは、1920年にイタリアのミラノで生まれました。彼のもともとの専門は建築であり、ミラノ工科大学にて同学を学んでいます。
しかし彼の手掛けるデザインは建築にとどまらず、インテリアや家具にまで及びます。彼が手掛けたカッシーナの家具デザインは非常に有名で、マラルンガソファを含めて12の作品がニューヨーク近代美術館にコレクションとして収納されています。
60年近くの歴史を持つ権威あるデザイン賞であるコンパッソ・ドーロ賞を受賞したヴィコ・マジストレッティは、近代的で現代的なイタリアンデザイン界の基礎を作った人物としても知られています。2006年に没するまで一流のデザイナーであった彼のデザインは今なお深く愛されており、日本でも生誕100年を記念したヴィコ・マジストレッティ展が開かれるなどしています。

その他、MARALUNGA(マラルンガ)ソファ情報

Cassina(カッシーナ)ブランドタグは右ひじ後方に。また、自動掃除機は問題なく利用できます(ただし、前方向からのみ。後方からは侵入できません)。床面への脚接着部分はプラスチック製。強度には問題ございませんのでご安心ください。

 

MARALUNGA(マラルンガ)ソファの展開について

最後に、MARALUNGA(マラルンガ)ソファの展開について簡単に解説していきます。

マラルンガソファは、
・1人掛け
・2人掛け
・2人掛けワイド
・3人掛け
・3人掛けワイド

の5サイズで展開しています。ご家族の人数や部屋のサイズなどによって選び分けられるようになっています。また、オットマン(ソファの前に置いて、足を乗せるための台。フットスツールとも。また、これ自体もイスとして機能する)の取り扱いもあります。また、本革での仕様が有名ですが、ファブリックの使用も可能です。

イタリアの最高級家具ブランドの英知と、希代のデザイナーが作り上げた「MARALUNGA(マラルンガ)ソファ」は、今なお多くの人に愛され続けています。